11月新刊『たてもの文様帖（下中菜穂さん・東京都庭園美術館）』

ややや、11月になりました。
寒くなってまいりました。

 
今月、エクスプランテさんから発行されます
新刊『たてもの文様帖』。


造形作家の下中菜穂さんが行ってらっしゃるワークショップ
「たてもの文様」。
今回の本は「東京都庭園美術館」での文様探検がたのしめます。

ご出版にあたり、カミキリムシな私も
いくつか切り紙を切らせていただきました。
それはもう、なんともうれしく楽しい作業で(^^)

カミキリ冥利に尽きます。

 

庭園美術館の建物の生い立ちや、アールデコとの出会い、
海外の新しいうねりを取り入れて形にしていく日本の職人さん達の姿に思いをはせながら
たてものに潜む文様を切り出していくこの本。

読んでむずむずしてきた人達向けに、
採取された文様を使ってカードがすぐに切れるように
すてきな色の厚紙もセットになっています。

エクスプランテさんでは、関連ワークショップも予定されていますので
ご興味おありの方は、ぜひ！

3年にわたる改修工事を経て
11月22日（土）にリニューアルオープンする庭園美術館にも
本と一緒に訪れていただければ
さらに面白い発見があるに違いありません。


身のまわりのそこここに、
ひっそりとある「意匠、デザイン」。

昆虫採集するように網を握って
息を潜めて近寄れば
いつも見慣れた景色から
たくさんの文様が飛び立っていきます。